FF2の攻略 > FF1のやり込み > 極限低レベル 最終更新日 2004/08/28
ファミコンのファイナルファンタジー2とファイナルファンタジー3の低レベルの日本記録を達成しています。どうせなら、FCのファイナルファンタジーの全シリーズの低レベル記録を達成してみようかなと思いました。現時点の日本記録は、はたぼーさんの21、1、1、1です。これを超えることができれば、一応日本記録達成です。当初の予定は、18、1、1、1でクリアーの予定でした。しかし、戦術を煮詰めることにより、14、1、1、1の極限低レベルクリアーに成功しました。ちなみに一部の敵の名称が伏字になっているのは、某TS○社にクレームをつけられるのが嫌だからです。深い意味はありません。
FC版FF1の経験値集中型極限低レベルクリアー(14、1、1、1)を行いました。レベル14でラストダンジョンを戦い抜けるだけの戦闘能力を持つのは、ナイトだけなので自動的に戦士に経験値を集中させることが決定します。FF1自体のゲームバランスが、凶悪なザコの攻撃をかいくぐりポーションがなくなる前にひ弱なボス(固定敵)を倒すというものです。通常のゲームの低レベルクリアーは、経験値の回避方法とボス戦術の構築がメインです。しかし、FF1のバランスではボス(固定敵)は、ザコ敵に比べると問題にする必要すらない存在です。
例外として強力なボスとして上げられるのが、リッチ(アースの洞窟)とラスボスがいます。(ラスボスやリッチも通常攻略ではザコです。)アースの洞窟のリッチの恐ろしさは、装備が不完全な状態で戦わなければならないことにあります。しかも、経験値集中型攻略では、最初のターンのブリザラで経験値を集中しているキャラ以外がやられるので、事実上一人旅と同じです。攻撃魔法と補助魔法をバランスよく使うので、一人旅では攻撃のチャンスすらほとんど与えられないままやられることすら多いです。最終レベルから逆算すると、リッチ戦のレベルは9です。事実上、レベル9の戦士だけで倒すことになります。攻略不可能に見える条件です。しかし、一人旅ではないわずかな差を利用して、リッチを現実的な確率で倒すことのできる戦術を構築しました。経験値を集中させないキャラは、リッチ対策に特化しました。そのために他のダンジョンの攻略難易度が上がりますが、リッチはそこまでしなければならない相手なのです。ラスボスは、最凶兵器レイズサーベルで倒すという抜け道があるので問題ありません。レイズサーベルを使ったらダメだなどと思わないでください。レイズサーベルを使わない限り、ラスボスは倒せません。(リセットを10000回以上かけるか、完璧に乱数解析でもすればなんとかなるかもしれませんが)ラストダンジョンの最強の敵は魔法クリティカルです。こちらもラスボスに魔法クリティカルで対抗するのは当然の選択です。
そして、最大の問題になるザコ対策です。FF1には、逃走不能のザコ敵が大量に存在します。基本的にそいつらに遭ったらリセット確定です。それ以外のザコも事実上一人旅なので、マヒの追加攻撃を使うアンデット軍団などが出たら全滅を覚悟したほうがいいレベルになってしまいます。マインドフレイアなどの通常攻略でも反則的な致死率を持つザコ敵は論外です。エンカウント法則を解明して、エンカウント操作を行えばある程度ザコ戦の難易度を落とすことが可能です。しかし、それでも危険なザコ敵が多すぎるので、これらの敵から完全に逃げ切るのは不可能です。ある程度のリスクを見込んで危険な敵と戦う必要もあります。しかし、『ザコ対策=リセットしまくっての物量作戦』ではありません。エンカウント操作により、リスクの高いザコをできるだけ回避。逃走率やターゲット率の調査を行い、マヒの追加攻撃を使う敵に対するリスクの低減などを行うことにより。3桁リセットを要求させる場面をなくしたつもりです。(アースの洞窟のリッチ戦とラストダンジョンは、本当に3桁リセットが必要ないか微妙ですが)
FF1の低レベルクリアーに必須といわれていた15パズルを禁止しました。メモファイル機能が使えるために、ポーション、どくけし、ねぶくろの購入を気にする必要がないPS版はともかく、FC版での15パズル禁止は他に例がないでしょう。終盤の攻略に支障が出ない範囲で、経験値を稼ぐ間にできるだけ資金を貯めます。限られた資金で、アストス戦までを突破しなければなりません。アストス戦までを突破すれば、大量にアイテムが手に入るので、それを売れば無駄遣いをしない限りお金には困りません。序盤の資金運用も非常に重要なポイントになります。ステータスの吟味も、妥協点を置き無茶なリセットを要求しないようにしました。通常のFF1のやり込みに比べるとリセット回数やプレイ時間を1/10以下に抑えていると思います。
特に制限条件はありません。FC版は、ストライやセーバーが機能しません。FF1のボスは非常に防御が高いです。ボスのHPが2倍になるより、ストライやセーバーが機能しない方が、はるかに厳しいです。
スルメが知る限りでは、次のような記録が存在します。
やまちん研究所の掲示板で、1999年ごろに報告された記録です。達成者は、記憶があいまいなので触れません。
電源技でのエンカウント制御、ディフェンダーによる回避の極限強化による物理攻撃の無効化など、現在の低レベルクリアー基本といえる戦術はほとんどこの時点で投入されています。ラスボスは、ヘイスト+マサムネを使い正攻法で倒しています。
問題となる、リッチ2は1ターン目にフレアーがこないことをいのり、ライトアクスやファイラで秒殺するパターンで突破しています。
はたぼーさんが、2003年に達成した記録です。FF1では、無謀と思われた集中型の低レベルクリアーを行いました。
上記戦術に加えて、石化キャラをボス戦直前で復帰させることにより。カオス神殿のボスラッシュをクリアーしています。集中型低レベルクリアーでは、最大の難関といわれているリッチ1はファイラ連射で無理やり倒しています。
参考までに、他機種のファイナルファンタジー1の低レベルクリアーの歴史も紹介します。リメイク版は、ストライやセーバーがまともに機能するようになった上に、HPが上がりにくいジョブでもHP吟味すればHPを上げやすくなったのでかなり簡単になっています。
みゅんさんの15、15、15、15クリアーが日本記録と思われます。電源技のエンカウント制御が利かないために、逃走不能敵を回避する手段がありません。これ以上レベルを下げるのは非常に厳しいと思われます。ちなみにみゅんさんは、レベル26の戦士一人旅も行っています。
クレストさんの9、9、9、2クリアーが日本記録と思われます。メモファイル機能がついているので、全機種で一番簡単に低レベルクリアーが狙えます。黒魔を投入することにより、LV8でもヘイストを使えるようにしているのがポイントです。黒魔のHPの低さは、HPを吟味すると本来HPがほとんど上がらないレベルでも、HPを大きく上昇させることができるようになった変更点を利用して補っています。
すみません。未完成のままアップしています。今年中には完成させる予定。
FF2の攻略 > FF1のやり込み > 極限低レベル 公開開始 2004/7/27