FF2の攻略 > FF2の報告書 > 武器ダメージ　最終更新日　2004/08/28

ファイナルファンタジー2の武器のダメージ計算式

緒言

ゲーム中でダメージ計算式を知ることは攻略において、非常に重要であると思われる。　そこで、今回は武器のダメージ計算式について調査を行うことにした。スルメが以前FF2ミシディアに発表したダメージ計算式はこの報告に基づくものである。

ヒット数とダメージの関係

まず、攻撃力と防御力を一定にして、ヒット数とダメージの関係を調べた。

表1は攻撃力57(ジャベリン二刀流)で命中率 ?-99のマリアが、防御力0で回避率16-03のガイに攻撃したときのものである。

表1. ヒット数とダメージの関係

注意:表1においてヒットしていないものは計算の対象外である。また、S.Dは標準偏差である。

表1に示すように、ヒット数とダメージが比例することがわかった。また、ヒット数は0か最大ヒット数になっている。

攻撃力とダメージの関係

ヒット数と攻撃力を一定にして、攻撃力とダメージの関係を調べてみた。

表2は攻撃力?(一刀流)で命中率16-99のガイが防御力0で回避率16-13のフリオニールに攻撃した時のものである。

表2.　攻撃力とダメージの関係

注意:表2のAは攻撃力を示します。

表1や表2から一回ヒット当りのダメージは攻撃力を1.5倍したものになっているようです。(表1において、57*1.5=85.5です。)

ダメージと防御力の関係

攻撃力とヒット数を一定にして、ダメージと防御力の関係を調べてみた

表3は攻撃力204で命中率16-99のガイが、防御力?で回避率が16-30未満のフリオニールに攻撃したときのものである。

表3.　防御力とダメージの関係

表3より防御力1で1回ヒットにつき1ダメージ防ぐようです。

クリティカルについて

FF2ミシディアによるとクリティカルによるダメージは攻撃力の整数(1～3)倍になっているようです。そこでクリティカルのダメージの発生確率について考えることにした。表4は、攻撃力34(ダガー二刀流)で命中率16-99のガイが防御力150で回避率16-00のフリオニールに100回攻撃した時のものです。

表4.クリティカルの発生率

注意:表4においてヒット数は全て16回です。

ここで二項分布B(n，x)に従うと仮定してクリティカルの確率の推定を行った。

二項分布の定義式 P(x=k)=nCk(x)k(1-x)n-k

ここで、n:試行回数、P(x=k)　:確率xのことがk回起こる確率です。

今回は一回ずつのヒットに対して独立にクリティカル判定を行っていると仮定した。また、復元抽出と仮定した。

すると、標本数=16*100=1600、標本のクリティカル回数=36+11*2+6*3+1*4=80

よって、標本のクリティカル率=80/1600=0.05となる。また、この標準偏差=(0.05*0.95/1600)1/2 =0.00545となる。

ここで二項分布B(16，0.05)と推定する。

表5.二項分布の推定値と標本値

表5より、推定はほぼ正しいと考えられる。そのため、クリティカルの判定は一回のヒットにつき一回行っていると考えられ、多数回のクリティカルが起こることもあると考えられる。

すみません、この先どのようにしてまとめればいいか分かりませんので、完成がいつになるかは不明です。

FF2の攻略 > FF2の報告書 > 武器ダメージ　報告日:2000/1/7